「コンバーテック」誌の連載記事『一歩前へ。進み続けるDX』第7回が発行されました
加工技術研究会の月刊誌「コンバーテック」にて連載「一歩前へ。進み続けるDX」の第7回が掲載されました。
第7回 マーケティング領域のDX~顧客アプローチの変革~
<以下、前書きより抜粋>
前回取り上げたE社は、データ活用の変革を起点としてマーケティング領域のDXを全社レベルで推進した企業で、その取組みはデータ収集のインフラを整備し、データ分析によって、コロナ禍でマーケティング活動の最適化にトライした事例であった。コロナ後も、オンラインで得た顧客データを基に、オフラインの営業活動や展示会でのアプローチを最適化し、シームレスな顧客体験を提供するなど、いわゆる「オムニチャネル化」により顧客との接点を格段に強化することに成功した。
今回取り上げる事例は、顧客アプローチの変革を起点に取り組んだJ社によるマーケティングDXとなる。J社は、従来のマーケティング手法を刷新し、ウェビナーやオンライン商談を通じてリード育成と商談プロセスのデジタル化を進めることに注力した企業である。オンラインチャネルを活用することで、オフラインに依存していた従来の商談プロセスをデジタル化し、リードの育成を効率化したり、顧客行動データを活用したタイムリーなアプローチで、提案の競争優位性を強化するなどの成果を上げることができた。
彼らがどのように顧客のウェブサイト訪問履歴や行動データを活用し、適切なタイミングでアプローチを実現したのか、またその結果、競合他社を凌駕する提案力を築いたのか、さっそくその過程を見てみることにしよう。
参考HP:
コンバーテック 2024年10月号