BUILD開講の背景

近年、産業構造の変化や消費者ニーズの多様化、情報のデジタル化、技術革新の加速にともない、既存のビジネスの寿命が短サイクル化しており、企業各社においては、絶えずイノベーション活動を実行し続けることで、その寿命を超えるスピードで新しい価値を生み出す努力が欠かせません。
これに対応し、未来を見据えながら社内でイノベーション活動を推進するためのバックキャストと知財等の技術情報を活かしたフォアキャストの双方向の分析を駆使し、その接合点から自社におけるイノベーション提案ができる人材の育成が求められています。
一方、提案力のスキル向上においては、単独での経験や学びだけではスピードが出づらく、業界横断の複数メンバーの実習を通じて分析からプレゼンまでのプロセスを体験するとともに、相互にこれをレビューし合いながら切磋琢磨し合う環境を提供することは有益であると考え、『BUILD』を開講することにしました。