「コンバーテック」誌の連載記事『今さら聞けない!DXのキホンの「キ」』第1回が発行されました
加工技術研究会の月刊誌「コンバーテック」にて新連載「今さら聞けない!DXのキホンの『キ』」の第1回が掲載されました。
「今さら聞けない!DXのキホンの「キ」」
第1回 Transformationがなぜ「X」なのか? IT化とは何が違うのか?
<以下、前書きより>
再び本誌にて連載の機会を頂戴し、経営に資するDigital Transformation(以下、「DX」という)について筆を執らせていただくこととなった。
本連載のタイトルは、「今さら聞けない!DXのキホンの『キ』」。昨年8月より連載させていただいた「DXがもたらしうる新時代のコンバーティング業界におけるビジネス変革」(以下、「前連載」という)の続編として位置づけられるものであるが、その内容としては前連載を「エピソード1」とすれば、「エピソード0」というべきもので、その心は、ずばり「DXの原点回帰」である。
前連載では、「研究開発領域」、「品質検査領域」、「マーケティング領域」を始めとした企業活動の領域ごとに、コンバーティング業界内の先行事例をご紹介させていただいた。読者の方々からは「領域ごとの具体的な事例から、改めてDXの本質が理解できました」「他社の取組みから自社の立ち位置や不足している箇所が分かりました」との嬉しい反響の声が多数寄せられた一方で、少なからぬ声として目立ったのが、「周回遅れで、最近やっと鈴木さんの書いている意味が少しずつ分かってきました」というもの。中には「コンバーティング業界で、ここまでやっている会社があったとは」という驚きの声すらあったのも、偽らざる事実である。
しかし、DXは思い立ったが吉日。常にテクノロジーは進化しており、最新のスペックを取り込むことで、一気に今までの遅れを取り戻せるチャンスはある。また、すでに着手している企業にとっても、基本に立ち返って自社の取組みを見つめ直し、時代に即して軌道修正することは有益であることから、本連載では原点回帰によってDXの本質に改めて迫ることにした、という訳だ。前連載でご紹介した目指したい将来像を念頭に置きつつ、本連載では明日からでも踏み出せる初めの一歩を読者の皆様と考えていきたいと思う。
参考HP:
コンバーテック 2022年8月号