弊社のIPブランディング事業を担う子会社、ブランドコンシリエ合同会社設立のお知らせ
弊社テックコンシリエは、意匠法、商標法、著作権法、特許法、不競法、種苗法等により保護されたIP(知的財産)をフル活用してビジネスを創造するIPブランディング事業を担う子会社、ブランドコンシリエ合同会社を設立しました。
商品やサービスに込められたワクワクするアイデアは、美しいデザイン(意匠法)、面白いサービス名称やロゴ(商標法)、楽しい音楽や映像コンテンツ、ストーリー、キャラクター(著作権法)、便利な機能や性能(特許法)、極秘のレシピや製造ノウハウ(不競法)、美味しい農産物の品種や栽培方法(種苗法)など、多面的なIPの要素で構成されています。クライアントのブランド価値を高めるためには、IPというカタチのない要素を組み合わせてワクワクする世界観を創造し、商品やサービスの価値に変換することでビジネスのカタチにしてゆくことが必要となります。
折しも、2020年には意匠法が改正され、デジタル画像や建築物のデザインが権利として認められるようになり、2021年に入るとデジタル資産を商品化したNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)の取引市場が日本でも立ち上がりました。また2021年には種苗法が改正され、日本国内で開発された農産物の新品種の育成者権を保護する仕組みも整備されました。これらはいずれも、カタチのないIPをビジネスのカタチにしやすい環境が整ってきたことの証であり、今こそコンテンツ大国の日本が勝てる時代が到来したといえるでしょう。
ブランドコンシリエ合同会社は、テックコンシリエの技術・発明を活用したコンサルティング機能の枠を超え、クライアントのワクワクするIPを商品化ライセンス、継承・移転、証券化などの手法によって取引市場につなぎ、新たな収益機会を創出する機能を提供する子会社として設立されました。この機能には、クライアントのブランドを構成するIPを資産として管理・運用し、ブランド価値を高める取組みも含まれます。ブランドコンシリエのビジネス実務は、ライセンシングインターナショナルジャパン副理事長を歴任するなど、ライセンス業界で30年に及ぶ実務経験を重ねてきたCOO上野隆紀が中心となり、ブランド戦略に加え、知財戦略、法務戦略、販促戦略、デジタル戦略、資金調達戦略等のビジネス戦略を駆使して実行してまいります。