
イベントは終了です神戸市中央区加納町4丁目2−1 神戸三宮阪急ビル 15階 | By 株式会社テックコンシリエ
オープンイノベーションを成功させるには、
出会い」と「響く提案」が欠かせません。
その鍵となるのが特許情報。
特許は企業が目指す技術や解決したい課題が詰まった、
未来を切り開くヒントの宝庫です。
本ディスカッションでは、
神戸市知財支援モデル事業の一環として、
神戸に拠点を持つIDDK社が、
横河電機社に行った連携提案の事例をもとに、
特許情報を活用した効果的な提案の秘訣を詳しくご紹介します!
▼イベントについて
産業構造が急速に変化しているなか、社会にインパクトをもたらす新たなプロダクト/サービスを素早く生み出すうえで、外部の技術やアイデア、サービスやノウハウを組合せ、新たな価値を共創していく「オープンイノベーション」は有効な手段のひとつです。
しかし、「出会う機会の少なさ」や「連携提案力の不足」により日本のオープンイノベーションは停滞していると言わざるを得ません。出会いの場は、ピッチやマッチングイベント、紹介など偶発的なものが多く、地域的な制限を受けてしまうことから、スタートアップが頻繁にこれらのイベントに参加することは困難です。また出会った相手との連携を促進するためには、連携先の興味事項に適合するよう自社技術の提案を効果的に行う必要がありますが、他企業に対する連携提案を作成することは必ずしも容易ではありません。
そこで、特許庁では、神戸市知財支援モデル事業の一環として、神戸市に拠点を置くスタートアップに対し、連携の可能性が高いアライアンス先を効果的に把握できる特許情報を活用したオープンイノベーション支援レポートと、アライアンス候補の事業会社に対する連携提案の作成支援を提供し、オープンイノベーションの促進に寄与するための支援事業を行っております。
本事業の成果を生かして、特許情報を活用したスタートアップのオープンイノベーションに関するパネルディスカッションを実施いたします。
※システムの都合上、主催者がテックコンシリエとなっておりますが、特許庁・神戸市の共催のイベントです。
▼このような方におすすめ
・新規事業の立ち上げやイノベーション戦略に課題を感じている方
・他者とのパートナーシップを通じて事業創造、企業価値向上を実現したい方
・特許情報を使った共創の効果や具体的な事例に関心がある方
▼開催日時 2024年12月12日(木)16:00~18:00
▼参加料 無料
▼開催場所 アンカー神戸 イベントスペースA
〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町4-2-1 神戸三宮阪急ビル 15階
▼参加形式 会場参加 または オンライン視聴
※オンラインの接続リンクはお申込み後にお知らせします。
▼タイムテーブル
(15:30~会場の入室可)
16:00 オープンイノベーションの課題と本事業のねらい
高田龍弥(特許庁)
16:05 特許情報の活用と連携提案のポイント
鈴木健二郎(株式会社テックコンシリエ)
16:10 特許情報を駆使して未来のニーズを先取りする連携提案術
モデレータ:高田龍弥 (特許庁)
パ ネ ラ ー:池田わたる(株式会社IDDK)
奥田有紀(横河電機株式会社)
杉本隆吏(株式会社Wavelinks)
鈴木 健二郎(株式会社テックコンシリエ)
17:10 質疑応答
17:30 ネットワーキング
▼登壇者プロフィール

池田わたる
株式会社IDDK
取締役 最高科学責任者
大阪大学にて博士課程、日本学術振興会特別研究員PDを経て助教、神戸大学にて講師として基礎医学研究に従事。2009年からエーザイの子会社カン研究所にて14年間、イメージングやオミクス技術などを駆使した創薬研究、アカデミアとの共同研究のプロジェクトマネジメントに従事。2022年10月、株式会社IDDKに入社。最高科学責任者として半導体顕微観察装置MIDを主技術とした宇宙バイオ実験サービスの事業化を推進している。

奥田有紀
横河電機株式会社
マーケティング本部イノベーションセンター 経営企画部 オープンイノベーショングループ長
機械工学学士、環境理工学修士を取得。フランスにて「交通と持続可能な発展」修士プログラムを修了。エネルギー・環境分野のコンサルタントに従事し、各種技術の技術や制度政策調査、企業の環境ビジョン策定業務に携わる。企業が持つ様々な課題に内側から取り組みたいという思いでメーカーに転身。自動車メーカーでの市場調査やデータ基盤づくりを経て、現職でオープンイノベーション推進に従事。

杉本隆吏
株式会社Wavelinks
代表取締役
神戸大学工学部卒業後、国内外の証券会社で21年間勤務。日興コーディアル証券やSMBC日興証券でのマネジメント業務を経て、2018年にSMBCベンチャーキャピタルでディープテック投資を手掛ける。2022年から神戸大学キャピタルの設立を主導し、投資部長として活躍。2024年には株式会社Wavelinksを創業。これまで50件以上の出資に関わり、複数のIPO実績を持つ。

鈴木健二郎
株式会社テックコンシリエ
代表取締役
東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了後、三菱総合研究所、デロイトトーマツコンサルティングを経て、2020年に株式会社テックコンシリエを設立し現職。一貫して、企業が保有する知財を掘り起こし、新規事業や研究開発に活かすための戦略立案・実行を支援するビジネスプロデューサーとして国内外で成果を上げてきた。著書に『「見えない資産」が利益を生む』(ポプラ社)がある。

高田龍弥
特許庁 総務部 普及支援課
主任産業財産権専門官
特許庁入庁後、経済産業省、外務省などを経て、2024年4月より現職。知財を切り口にした中小企業・スタートアップの支援に約9年間従事。特許庁ではオープンイノベーション関連施策の企画から運営を担い、特許情報を活用したマッチング事業やオープンイノベーションを促進するためのモデル契約書事業等を推進した。現在もスタートアップ・中小企業の知財支援に携わっている。
主催:
特許庁

神戸市
