加工技術研究会の月刊誌「コンバーテック」にて連載「今さら聞けない!DXのキホンの『キ』」の第19回が掲載されました。
第19回 全てのビジネスパーソンに求められる「DXリテラシー」とは?
<以下、前書きより抜粋>
IPAが公表した「DX白書2023」において、米国と比較して我が国のDX人材の不足が危機的な状況であることが指摘されたこと、また生成AIの登場や進化によって、DXに関わるビジネスパーソンに求められるスキルも変化していることなどを踏まえ、DXに関わる全てのビジネスパーソンが身につけるべき知識・スキルを定義した「DXリテラシー標準(DSS-L)」について見直しがなされ、2023年8月にその改訂版が公表された。具体的には、生成AIの適切な利用に必要となるマインド・スタンス、及び基本的な仕組みや技術動向、利用方法の理解、付随するリスクなどに関する文言が追加されている。
最初に、DSSについて簡単におさらいしておこう。DSSとは、ビジネスパーソン全体に向けた DX の基礎知識やマインド・スタンスを学習するための項目や、DX を推進するうえで必要な人材とスキルをまとめた指針である。DSSは特定の産業や職種に限定せず、可能な限り汎用性を持たせた表現で記載されているため、自身の産業や職種に合わせて具体化して検討することができるようになっている。
DSSは以下の2つの要素で構成されている。
DSS-Lは、全てのビジネスパーソンがDXに関する基礎的な知識やスキル・マインドを身につけるための指針と、それに応じた学習項目例を定義している。一方、DSS-Pは、企業がDXを推進する専門性を持った人材を育成・採用するための指針として、その人材の役割と必要なスキル、それに応じた学習項目例を定義している。
参考HP:
コンバーテック 2024年2月号
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